デジタルミュージアム「ANIMUSE」第1弾『王立宇宙軍 オネアミスの翼』展 “Ver.0.3スペシャルプロローグ”開幕&表紙新作書下し「ためになる(かもしれない)王立宇宙軍」(赤井孝美)復刻版発売

デジタルミュージアム「ANIMUSE」第1弾『王立宇宙軍 オネアミスの翼』展 “Ver.0.3スペシャルプロローグ”開幕&表紙新作書下し「ためになる(かもしれない)王立宇宙軍」(赤井孝美)復刻版発売

アニメ業界の更なる発展、アニメ⽂化の継承を目的とした、ANIME DIGITAL MUSEUM & ARCHIVESを意味する新たなウェブサイト「ANIMUSE」(読み:アニミューズ)をオープンし、このミュージアムの記念すべき第1弾として、35 周年を迎えた『王⽴宇宙軍 オネアミスの翼』展“Ver.0.3 スペシャルプロローグ”を2022年9月2日(金)18時に公開(無料)。

モザイクアート(C)BANDAI VISUALGAINAX

『王⽴宇宙軍 オネアミスの翼』展“Ver.0.3スペシャルプロローグ”は、文字通りプロローグの位置付けで、無料公開となります。絵コンテ、設定画、原画、イメージボードなど、約270点を、10月28日に劇場公開予定の映画『王⽴宇宙軍 オネアミスの翼』4Kリマスター版の予告編のカットにあわせて、マルチビューイングで展示いたします。そして今後、本年12月までのあいだに正式に本展として第2弾以降を有料公開します(第2弾は10月公開予定)。この“Ver.0.3スペシャルプロローグ”公開にあたり、第2弾以降の前売券も、「ANIMUSE」内のSHOPで発売します。また「ANIMUSE」の開設にあわせて制作されたモザイクアートなどのコンテンツもお楽しみいただけます。

「ANIMUSE」は“架空の宇宙空間にあるミュージアム” という設定で、そのバックボーンとなるテキストはスタジオぬえの森⽥繁が創作、ミュージアム外観は第1弾の『王立宇宙軍 オネアミスの翼』をイメージとして、前⽥真宏(アニメーション監督、アニメーター、デザイナー/株式会社カラー)がデザインを⼿掛けています。

「ANIMUSE」URL https://animuse.jp/

「ANIMUSE」館長・植田益朗より

衛星軌道上の宇宙空間に浮かぶ、コンテンツ(知)のエキシビジョン(展示)とアーカイブ(保存集積)を目的とした「ANIMUSE」は、膨大な数のコンテンツの象徴として、一枚のモザイク画をその入り口に設営。そのモザイク画は、量子アニーリングの最適化技術を用いて生成されています。構成されるそのひとつひとつのコンテンツが、作品やクリエイターにとって財産であり、最大の価値です。モザイク画の生成から始まり、展示空間に入り、作品を構成するコンテンツがDNAを象徴する螺旋状にバーチャル空間に現れ、そこからひとつひとつのコンテンツと出会い、更に関連するコンテンツへの遷移ができ、クリエイターたちの息吹を感じることが出来ます。そんな(メタバース的)新感覚ミュージアム&アーカイブの誕生を、お楽しみください。

「ANIMUSE」第1弾 『王立宇宙軍 オネアミスの翼』展 開催概要

  • 開催期間:2022年9月2日~12月末(予定)*期間中、Ver.0.3スペシャルプロローグ〜本展第1弾〜第2弾の3回にわたり公開予定
  • 展示内容:未公開資料イメージボード、絵コンテ、設定、原画、テスト映像等、約1,000点
  • 料金:Ver0.3スペシャルプロローグは無料/本展は有料展示を予定
  • 主催:「王立宇宙軍 オネアミスの翼」展 Partners
  • 協力:株式会社バンダイナムコフィルムワークス、株式会社ガイナックス、 ATAC(特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構)
  • *「ANIMUSE」は、令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成しています。

「ANIMUSE」オンラインショップ エリア グッズ情報解禁!

「ANIMUSE」の開設にあわせ、以下のグッズの発売が決定!すべて「ANIMUSE」内のオンラインショップエリアで購入可能(要会員登録)。以降、限定『王立宇宙軍 オネアミスの翼』グッズを続々と発売していく予定です。

●10月開幕予定『王⽴宇宙軍 オネアミスの翼』展 第2弾前売券販売価格 700円(税込) [当日券 1,000円(税込)]

●公式ハンドブック「ためになる(かもしれない)王立宇宙軍」(作・赤井孝美)販売価格 1,100円(税込) +送料 *書き下ろし新作の表紙!

●「ANIMUSE」オープン記念 SPECIAL COMPLETE (公式ハンドブック付き前売券 )販売価格1,600円(税込) +送料

【 ANIME HERITAGE エリア 最新情報】

【第1回ゲスト決定!】すわっち(諏訪道彦/アニメ企画プロデューサー)の「これだけは聞いておきたい!」レジェンド声優との対談コーナー
第1回ゲストレジェンド声優は、羽佐間道夫に決定!(9月下旬公開予定)
アニメ『名探偵コナン』『シティーハンター』等の名プロデューサー諏訪道彦がインタビュアーとなりレジェンド声優の方から若い声優やアニメ関係者へ向けてのメッセージを届けます(月1~2回掲載予定) 。

【コーナー追加発表!】植田益朗館長の「Gundam Last Shouting」1stガンダムから∀ガンダムまで、20年のガンダムとの関わりを語りつくすコーナー(月1~2回掲載予定)。その他のコンテンツ(既報):渡辺 繁「エモーション魂」(再掲)バンダイビジュアルのレーベル「EMOTION」を作った男がその軌跡と縁人を振り返るインタビューから、若き情熱溢れる映像ソフト産業の草創期のエピソードを再掲(月1〜2回掲載予定)。

【コメント】TVシリーズアニメーション『シティーハンター』や『犬夜叉』で、人生の苦楽?を共にしてきた先輩・植田益朗さんが、また何か大きなコトをやらかそうとしています。出会って36年、植田さんのとにかく前を向いて行っちゃおう思考の企画ブルドーザー手腕には、いつも目を覚まさせられる驚きを受けています。そしてまた今回もそれがやってきました。おそらく完成形は途方もないサイトになるでしょうが、まずはスタートにあたり、その行先を一緒に見つめていきたいと思います!
諏訪道彦(アニメ企画プロデューサー)

「ANIMUSE」とは

「ANIMUSE」では、リアルな展⽰作品をディスプレイ上に置き換えるだけではなく、デジタルを活用したからこそ見ることができるもの、体験できることへの満足感、納得感の提供を⽬指しています。

【コンセプト】ARCHIVE+DIGITAL/HISTORY+CULTURE

世界的に高い評価を受けているアニメも、作品づくりのためのたくさんの貴重な資料や、ベテランスタッフの知見を継承する場がほとんどなく、貴重な中間素材も散逸しています。「ANIMUSE」ではアニメに関わる様々な資料やコンテンツ、クリエイターの思いに、いつでも、どこでも、誰でも出会うことが出来ます。

【構成】

  1. 「ANIME MUSEUM」エリア:オンライン展覧会場。見慣れたウォークスルー型展示ではなく3000ピースを越える画像からモザイクアートを生成。これを入口としてバーチャル空間上に螺旋状に飛びまわるコンテンツからチョイスしたコンテンツから関連コンテンツへと興味を広げることができます。またリアル展示では難しいテキスト系コンテンツの探求を可能とし、深堀りできるバーチャル空間を目指します。
  2. 「ANIME HERITAGE」エリア:歴史的価値のあるアナログ資料のデジタル化と、アニメのクリエーターたちが生み出してきた知恵と技術に敬意を払い、革新が生まれた背景と知恵や発想、その思いの本質を次代に伝えます。
  3. 「オンラインショップ」エリア:チケット購入、作品関連グッズの販売コーナー。

ANIMUSE スタッフクレジット

  • 館長:植田益朗
  • 企画プロデューサー:渡辺 繁
  • バックボーン制作:森田 繁(スタジオぬえ)
  • 外観デザイン:前田真宏(株式会社カラー)

https://animuse.jp/

1987年、若き制作集団「GAINAX」が成し遂げた第1回長編アニメーション映画!
35年の時を経て、4Kリマスター版で今再びスクリーンに登場!

長編アニメーション映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』は1987年3月14日に劇場公開された作品です。のちに『トップをねらえ!』、『ふしぎの海のナディア』、『新世紀エヴァンゲリオン』などを世に送り出す若き制作集団GAINAXと、バンダイ(※1)がタッグを組んだ、両社にとって初となる長編アニメーション映画です。本作には山賀博之監督をはじめ、庵野秀明、貞本義行、樋口真嗣などのトップクリエイターが多数参加しており、音楽は坂本龍一が担当しています。若きクリエイターたちが心血を注ぎこみ、通貨や言語、文化に至るまで、全てゼロから作り上げられた膨大且つ緻密な世界観は、その世界で息づくキャラクターとともに高い評価を得ています。また、本作の作画技術の高さは当時世界中のアニメファンに熱烈に支持され、今なお高い評価を得ています。特に庵野秀明によるクライマックスのロケット打ち上げシーンはそのリアリティで観る者を圧倒します。1987年の劇場公開以来、今なお「後世に遺したいアニメーション作品」のひとつとして世界中で語り継がれる伝説的な作品です。

そんな本作が、35周年を迎える今年2022年、山賀博之監督監修のもと、35mmマスターポジフィルムからの4Kスキャン&4Kリマスター化を実施し、今再びスクリーンへ登場(※2)します!

※1:バンダイが製作し、現在はバンダイナムコフィルムワークスが映像事業を継承しています。
※2:音声は1987年オリジナル版を予定しております。

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